一人で外出しない、買い物に行かなくなっていませんか?
特に新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、外出を控えられている方もおられると思います。
家に閉じこもりがちになり、動かない状態が続くことによる健康への影響は、
足腰だけでなく口やこころの健康など全身に及ぶ可能性もあります。
病気をせず、健康でいることは多くの人にとって最優先事項だと思います。
中年の時期までは太りすぎは「メタボリックシンドローム」の原因になるので食事を摂りすぎないようにすることは病気をしないために必要な方法でした。
しかし、高齢期では「食べなさすぎる」ことが返って要介護や死亡のリスクを高めてしまいます。
心身が衰え、認知機能が衰えたり、筋力が衰えて買い物や食事が困難になったり、社会との結びつきが減少して孤立しがちになることを「フレイル」と呼びます。多くの人が、健康な状態からこのフレイルの段階を経て、要介護状態に陥ると考えられています。
フレイルには段階があります。今、ご自分やご家族の方が当てはまる兆候はありますでしょうか。
「体重の減少」、「疲れやすくなる」、「握力がなくなる」、「歩行が遅くなる」などです。
ただし、フレイルの重要なポイントは、兆候に気付き、対策をとれば健康に戻れるということです。
サカエ薬局では岡山市のフレイル対策事業に参画し、フレイルチェックを実施できる体制を整えています
(※2020年9月時点は岡山駅前店、幸町店、柳川店、中山下店)
フレイルチェックは簡単なアンケート形式の質問にお答えいただくことでフレイルのリスク評価ができます。
ご希望者には各地域のふれあい介護予防センターを通じてより詳細な説明と必要な介護予防教室や体操イベントへのご案内をさせていただきます。
突然予防センターへ連絡をとるのは少し。。という方もまずはおかかりの薬局で「フレイルチェックできますか?」とぜひお声がけください。
体を動かし、また地域の方とのふれあいの機会を持つことで心も体も生き生きと暮らすきっかけになれば幸いです。
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